PR

失敗しないための目的に合ったリフォーム店の見つけ方。

リフォーム・住宅情報のプロが教える裏技
スポンサーリンク

こんにちは。
元リフォーム店トップセールスのユースケ(@Yusukederax)です。

自分が営業をしていた時、初回訪問時にお客様からよく言われたことが
「知り合いに大工さんや、リフォーム屋さんが居なかったのでお宅のチラシ
やHPを観て問い合わせました。」
という言葉でした。

知り合いに大工さんや、リフォーム屋さん、水道屋さん、塗装やさんが居られる方
はその方に問い合わせればよいですが、大体の方は知り合いに業者さんが居られない
方が大半でした。

今回はセールス側の立場から皆さんがどのようなリフォーム屋さんを選んだら良いか
お伝えしていきます。

リフォーム店の種類

  1. 大手ハウスメーカー系
  2. 家電量販店系
  3. ホームセンター系
  4. 住宅設備メーカー特約店
  5. 地場の総合リフォーム店
  6. 地場の工務店
  7. 建築設計事務所
  8. 地域の専門業者(塗装/水道/ガス/屋根/内装etc

住宅リフォームを行っている業者は大まかに上記8種類に分別されます。
其々の業者のメリット・デメリットを説明します。

スポンサーリンク

1.大手ハウスメーカー系

新築を手掛けている大手のハウスメーカーが、自社の顧客を対象にリフォームサービスを
展開していましたが、昨今は自社の顧客以外にも対象を広げています。
全国展開している企業が多く、また新築も手掛けていることからノウハウや、施工事例は
沢山あります。
特に自社顧客に対しては、新築時の図面や仕様を把握しているのでリフォーム物件の構造や
屋根・外壁等の材質に至るまで全て把握されているため適切なアドバイス・提案をしてもら
えると思います。

デメリットといえば価格でしょうか。
自分が営業をしていた時お客様からハウスメーカー系のリフォーム工事の見積りを拝見した
ことがありますが割高に感じましたね。

≫ハウスメーカー系リフォーム店の見積りが高い理由はコチラ

ハウスメーカー系のリフォーム見積りが高い理由については☝で詳しく説明しますので
ご覧ください。

2.家電量販店系

こちらは全国チェーン展開している大型家電量販店が行っているリフォームサービスです。
大手メーカーの既製品をパック販売していると言えば分かりやすいですかね。
こちらのメリットは大手メーカーから器具を大量購入することで仕入れコストを下げ、お客
への価格メリットを出している所です。
例:洗面化粧台○○製交換工事一式 ○○円

デメリットといえば、細かい工事や大型工事についてはあまりお勧めできないところです。
上で述べたように洗面台交換やトイレ交換、エコキュート交換等単品工事はパック化されて
いるため見積りもすぐ対応してもらえますが、大掛かりな工事になると専門的な知識を持っ
販売員さんが少ないため向いてないと思います。

3.ホームセンター系

ホームセンターも家電量販店系同様パック料金的なリフォーム工事が主な販売になります。
家電量販店に比べると、店内に展示品が多く商品を選びやすいのが特徴でしょうか。
また器具の販売も行ってますのでDIYされる方は上手く利用すれば割安にリフォームできる
でしょう。
ホームセンター系のメリットは、こちらも大手メーカーから器具を大量購入することによる
コストメリットでしょう。
また、家電量販店系に比べるとカーポート等の外構工事のメニューが豊富なところでしょうか。

デメリットと言って良いのかどうかですが、ホームセンター系で販売されているカーポート
は、一般のリフォーム店や外構屋さんの見積りと比べると安いです。
安さの秘密は大量仕入れによるコスト削減だけではありません。
同じ見た目の製品でもホームセンター向けのカーポートの柱などに使われるアルミの肉厚が
違うそうです。
こちらは当時のメーカーさんから聞いた話ですので、安さにはいろいろカラクリがあるんだ
なぁとその時は思いましたね。

4.住宅設備メーカー特約店

住宅設備メーカーの特約店というのはTOTOやLIXILなどの設備メーカーが自社製品を扱う工事
店のネットワークを形成している中の店舗のことです。
TOTOであればリモデルクラブ店、LIXILであればリフォームネット等既に希望の設備が決まって
いる方であれば各メーカーからのHPで近くの特約店を検索することができます。

デメリットとなるとやはり他のメーカーの物も選んでみたいとなると特約店以外のメーカーの
製品の価格が高くなる可能性があることですかね。

5.地場の総合リフォーム店

皆さんのお住いの街や近隣のエリアに自社のショールームを構えたリフォーム店があるかと思います。
こういったお店のメリットは、ショールームを見学いただくと分かりますがいろいろなメーカーの
器具を選ぶことができます。
ですので、キッチンはあのメーカー浴室はあのメーカーとデザインや価格の選択肢が豊富であることと
地場で長年営業されているケースが多いので安心と信頼が得られることでしょうか。

デメリットは、一般の方からすると判断しにくいのですがそのお店が何を得意としているかによって
価格の割に仕上がりがいまいちといったことになる恐れがあります。
水周り工事が得意な店、内装工事が得意な店、屋根外装工事が得意な店、外構工事が得意な店など
店それぞれに得意分野があります。
HPなどでその会社の沿革などが記載されている場合は注視してみてください。
もともとは水道工事屋さんだったり、内装屋さん、屋根屋さん、塗装屋さんなど分かる場合もありますよ。

6.地場の工務店

近所の工務店さんでもリフォーム業をされている所もあります。
こういった工務店さんの場合は、地元で沢山の新築も建てられていますので信頼と実績がありますね。
昔からのお付き合いや、修理などは直ぐに対応してくれるところが多いですね。

デメリットといえば、工務店さんは大工さんが営まれているケースが多いので大工仕事以外の作業に
ついては外注となってしまいます。
また、大手器具メーカーとの特約店でないお店の場合器具の価格が割高になります。

7.建築設計事務所

以前、某リフォームのテレビ番組でメインで活躍されていたのが”匠”と呼ばれた建築士さん達でした。
建築設計事務所へリフォームの依頼をされる場合のメリットは、既存の建物の構造を基に図面を作成
し、耐震補強や間取り変更時の強度計算などを行ってくれる点が挙げられます。

デメリットといえばやはりコストが高いことでしょう。設計事務所兼工務店であれば自社の職人さん
もおられ幾分かはコスト削減できますが、ほとんどの設計事務所さんは工事を外注に出しますので割
高になります。
また、有名な設計士さんになると設計費用も高額になりますね。

8.地域の専門業者(塗装/水道/ガス/屋根/内装etc)

リフォームしたい箇所が決まっているのであれば一番コストメリットもあり、尚且つ専門の職人さんに
任せる安心感があります。
例えば、屋根・外壁を塗りたい場合は塗装屋さん。
トイレ・洗面台交換等水周り工事をされたい場合は水道屋さん。
等、基本家一軒建てるのには数多くの業種の職人さんが必要ですので専門の業者さんに頼まれるのが一番
ベストかと思います。

専門業者さんへ依頼する際のデメリットは、専門外の作業を依頼する場合すべて外注になりますので担当
外の工事の知識が乏しかったり、価格面でも割高になるケースもあります。

 

まとめ

 

上記のように、リフォームを扱う業者さんにもいろいろな種類があります。

皆さんがどのようなリフォームをされたいか?
で選ぶべき業者も変わってきますので参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました