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【危険回避】セルフガソリンスタンドで絶対やってはいけないこと5選!安全な給油でトラブル防止

ユースケの知恵袋
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ユースケ
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「セルフガソリンスタンドって便利だけど、給油のやり方、本当に合ってる?」

そう思ったことはありませんか? 多くの人が利用するセルフガソリンスタンドですが、実は知らない間に危険な行為をしてしまっているケースが少なくありません。誤った給油方法は、思わぬ事故やトラブルの原因になるだけでなく、車や設備を傷つけてしまう可能性もあります。

この記事では、セルフガソリンスタンドで絶対にやってはいけない5つの行為を、その理由と正しい給油方法と合わせて徹底解説します。ベテランドライバーも初心者ドライバーも、今一度あなたの給油方法を見直してみてください。安全でスマートな給油のために、この記事を読んで正しい知識を身につけましょう。


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第1章:セルフガソリンスタンドの基本ルールと潜む危険

セルフガソリンスタンドは、人件費を抑えることでガソリンを安く提供できる便利なシステムです。しかし、その便利さの裏には、利用者自身が安全に配慮しなければならないという重要な責任が伴います。

1-1. セルフGSが危険な理由:火災と引火のリスク

ガソリンは非常に引火性が高く、わずかな火気や静電気でも引火し、大火災につながる危険性があります。セルフガソリンスタンドでは、給油作業を利用者自身が行うため、この火災・引火のリスクを常に意識する必要があります。

  • 静電気: 特に乾燥した季節や衣類の素材によっては、体に静電気が溜まりやすくなります。給油口に触れた瞬間の放電が引火の原因となることがあります。
  • 電子機器の発火: スマートフォンなどの電子機器は、微弱ながらも電波を発しており、それが火花を発生させる可能性があります。また、バッテリーの発熱やショートなども火災につながりかねません。
  • 給油中の車のエンジン停止: 給油中にエンジンを停止しないと、排気管からの熱や電気系統のショートなど、様々な要因で引火するリスクが高まります。
  • 燃料の漏れ: 給油ノズルが適切に挿入されていない、または満タンになったことに気づかず溢れさせてしまうと、ガソリンが地面に流れ出し、引火の危険性が増大します。

これらの危険を回避するためには、正しい手順と禁止事項を厳守することが不可欠です。

1-2. 利用者が意識すべき「自己責任」

セルフガソリンスタンドの利用は、給油作業に関する責任が利用者に移譲されることを意味します。そのため、万が一事故が発生した場合、その責任の一端が利用者にも問われる可能性があります。掲示されている注意事項や利用規約をしっかりと読み、安全な給油を心がけましょう。


第2章:【絶対厳守!】セルフガソリンスタンドでやってはいけない行為5選

ここからが本題です。多くの人が無意識にしてしまいがちな、しかし絶対にやってはいけない行為を5つ厳選して解説します。

2-1. 【NG行為1】給油中のスマートフォンの操作

セルフガソリンスタンドで最も見かける、そして最も危険な行為の一つが給油中のスマートフォン操作です。

  • なぜダメなのか?
    • 静電気による引火リスク: スマートフォンから発生する微弱な電波が火花を発生させる可能性が指摘されています。また、スマートフォンの充電中にバッテリーから発生する熱や、落下による衝撃で破損し火花が発生する可能性もゼロではありません。
    • 集中力の低下: スマートフォンの操作に夢中になり、給油ノズルの差し込みが甘くなる、満タンになったことに気づかずガソリンを溢れさせるなど、給油作業への集中力が散漫になります。これは、火災やガソリン漏れといった直接的な事故の原因となりかねません。
  • 正しい対処法:
    • 給油中はスマートフォンを車内に置くか、ポケットにしまう: 完全に触れない状態にしましょう。
    • 支払い時も注意: スマートフォン決済を利用する際は、給油作業が完全に終了し、ノズルを元の位置に戻してから操作するようにしましょう。

2-2. 【NG行為2】エンジンを停止しないまま給油する

「ちょっとだけだから…」と、エンジンをかけたまま給油しようとする人がいますが、これは非常に危険です。

  • なぜダメなのか?
    • 排気管からの熱: エンジンが稼働していると、排気管からは高温の排気ガスが出続けています。この熱がガソリン蒸気に引火する可能性があります。
    • 電気系統のショート: エンジン稼働中は電気系統も作動しています。万が一ショートなどが発生した場合、火花が散り引火につながることがあります。
    • ガソリン蒸気: 給油中はガソリン蒸気が発生しやすい状態です。エンジン稼働中にこれらの蒸気が引火源に触れるリスクが高まります。
  • 正しい対処法:
    • 給油前には必ずエンジンを切る: 給油口を開ける前に、必ずエンジンを停止し、キーも抜いておくのが理想です。
    • ハイブリッド車・電気自動車(EV)も注意: ハイブリッド車やEVは、エンジンがかかっていなくてもシステムが起動している場合があります。必ず「READY」ランプが消えているか、完全にシステムが停止していることを確認しましょう。

2-3. 【NG行為3】静電気除去シートに触れないまま給油する

セルフガソリンスタンドの給油機には必ず設置されている静電気除去シート。これに触れずに給油を始める人がいますが、これは静電気による引火リスクを高めます。

  • なぜダメなのか?
    • 体内に溜まった静電気の放電: 車から降りて給油機に近づくまでに、衣類や体質によっては静電気が溜まっていることがあります。給油ノズルや給油口に触れた瞬間に静電気が放電され、それがガソリン蒸気に引火する可能性があります。
  • 正しい対処法:
    • 給油ノズルを持つ前に必ず静電気除去シートに触れる: 車を降りたら、まず静電気除去シートに触れて、体内の静電気を完全に放電しましょう。この一手間が、火災事故を防ぐ上で非常に重要です。
    • 給油中は離れない: 静電気除去シートに触れたら、給油が終わるまでは給油ノズルや車体から手を離さないようにしましょう。

2-4. 【NG行為4】給油ノズルの「自動停止後」に継ぎ足し給油を繰り返す

給油ノズルは、満タンになると自動で給油が停止する安全装置が備わっています。しかし、「あと少し入れたい」と、自動停止後に何度も継ぎ足し給油を繰り返すのは危険です。

  • なぜダメなのか?
    • ガソリンの吹きこぼれ: タンク内はガソリン蒸気で満たされており、自動停止後の継ぎ足しは、簡単にガソリンが吹きこぼれる原因となります。吹きこぼれたガソリンは、引火のリスクを高めるだけでなく、車のボディを傷める原因にもなります。
    • ガソリンの膨張: ガソリンは温度変化によって膨張する性質があります。満タンギリギリまで給油すると、走行中に温度が上昇したり、炎天下に駐車したりすることでガソリンが膨張し、給油口から漏れ出す可能性があります。
    • 環境への負荷: ガソリンが漏れ出すことは環境汚染にもつながります。
  • 正しい対処法:
    • 自動停止したら給油を終了する: ノズルが自動停止したら、それ以上は給油しないようにしましょう。
    • 「満タン」のサインを見極める: 自動停止は安全装置であり、これが「満タン」のサインだと認識しましょう。

2-5. 【NG行為5】給油ノズルを勝手にこじ開けて給油する

これは稀なケースですが、給油ノズルのレバーを固定するストッパーが壊れていたり、満タンになっても自動停止しない場合に、ノズルを無理にこじ開けて給油しようとするのは絶対にやめましょう。

  • なぜダメなのか?
    • ノズルや給油機の破損: 無理な力を加えると、ノズルや給油機が破損し、ガソリンが勢いよく噴き出すなどの事故につながります。
    • 安全装置の無効化: 給油機の安全装置が正常に作動しなくなる可能性があります。
    • 火災・引火のリスク増大: 制御不能な状況での給油は、非常に高い引火リスクを伴います。
  • 正しい対処法:
    • 給油ノズルや給油機に異常を感じたら使用しない: 少しでもおかしいと感じたら、絶対に無理に給油しようとせず、速やかに従業員を呼びましょう。
    • インターホンで係員を呼ぶ: セルフガソリンスタンドには必ず係員呼び出し用のインターホンが設置されています。何か困ったことや異常があった場合は、ためらわずに利用しましょう。

第3章:これで完璧!安全でスマートなセルフ給油のステップ

ここからは、上記のNG行為を踏まえた上で、安全かつスムーズに給油を行うための具体的なステップを解説します。

3-1. 給油前の準備と確認

  1. 給油レーンに進入: 車の給油口が給油機側にくるように停車します。どちらに給油口があるか不明な場合は、メーターパネルのガソリン残量計のマーク(給油機マークの横にある三角)で確認できます。
  2. エンジン停止とキー抜き取り: 車を停止させたら、必ずエンジンを停止し、キーも抜いておきます。 ハイブリッド車やEVの場合は、完全にシステムが停止していることを確認します。
  3. 窓を閉める: 給油中にガソリンの匂いや蒸気が車内に入るのを防ぎます。
  4. ドアを閉める: 給油中に車を離れてドアを開け閉めすると、摩擦で静電気が発生する可能性があります。
  5. 給油キャップを開ける準備: 給油口のフタを開け、キャップを外す準備をします。

3-2. 静電気除去と油種・量指定

  1. 静電気除去シートに触れる: 車から降りたら、給油ノズルを持つ前に必ず給油機に備え付けの静電気除去シートにしっかりと触れて、体内の静電気を放電します。
  2. 操作パネルで油種と量を指定:
    • 油種(レギュラー、ハイオク、軽油)の確認: 自分の車に合った油種を選びましょう。間違った油種を給油すると、故障の原因になります。不安な場合は給油口のフタに記載されている油種を確認するか、車の取扱説明書で確認しましょう。
    • 給油量の指定: 「満タン」か「金額指定(例:3,000円分)」か「数量指定(例:10リットル)」を選びます。

3-3. 安全な給油作業

  1. 給油ノズルを給油口に奥までしっかり差し込む: カチッと音がするまで奥まで確実に差し込みます。差し込みが甘いと、給油中にノズルが外れたり、ガソリンが吹きこぼれたりする可能性があります。
  2. 給油レバーを握る: 給油レバーをゆっくりと握り、給油を開始します。無理に全開にする必要はありません。
  3. 給油中はノズルから手を離さない(基本): 自動停止機能があるからといって、給油中にノズルから完全に手を離すのは避けましょう。もしノズルが外れたり、異常があった場合にすぐに対応できるよう、手は添えておきましょう。
  4. 自動停止で給油を終了する: カチッと音がしてノズルが自動停止したら、それ以上は継ぎ足し給油を行わず、レバーから手を離します。

3-4. 給油後の処理と出発

  1. 給油ノズルをゆっくり引き抜く: ノズルを傾けないようにまっすぐゆっくりと引き抜きます。
  2. ノズルを元の位置に戻す: 給油機にしっかりとノズルを戻します。
  3. 給油キャップを閉める: 「カチカチ」と音がするまで確実に閉め、給油口のフタも閉めます。
  4. 支払いと出発: 精算機で支払いを行い、周囲の安全を確認してから発進します。

第4章:もしもの時の対処法と緊急連絡先

どんなに注意していても、予期せぬトラブルが発生する可能性はゼロではありません。もしもの時のために、対処法を知っておきましょう。

4-1. ガソリンが吹きこぼれてしまったら

  • 慌てずに給油を停止する: まずは給油レバーから手を離し、自動停止しない場合は手動で停止させます。
  • 給油機に設置されているインターホンで係員を呼ぶ: 自分で拭き取ろうとせず、すぐに従業員に状況を伝えましょう。ガソリンの処理は専門の知識と道具が必要です。
  • エンジンをかけない: 吹きこぼれたガソリンが引火する可能性があるため、車を動かそうとせずにその場で係員の指示を待ちましょう。

4-2. 誤った油種を給油してしまったら

  • 絶対にエンジンをかけない!: これが最も重要です。誤給油に気づいたら、絶対にエンジンをかけないでください。エンジンをかけてしまうと、燃料ポンプやエンジン内部に間違った燃料が回り、深刻な故障につながります。
  • 係員に状況を伝える: 給油機のインターホンで係員を呼び、誤給油してしまったことを伝えます。
  • ロードサービスを呼ぶ: タンク内の燃料を抜く作業(抜き取り作業)が必要になります。ロードサービスや修理工場に連絡し、対応を依頼しましょう。

4-3. 給油中に異常を感じたら

  • 異臭、異音、煙など: 少しでも異常を感じたら、すぐに給油を停止し、給油機から離れて係員を呼びましょう。
  • インターホンをためらわない: 「こんなことで呼んでいいのかな…」と遠慮せず、異変を感じたらすぐにインターホンで係員に連絡することが、大きな事故を防ぐことにつながります。

第5章:セルフGSをもっと安全に利用するための追加知識

安全な給油のために、さらに役立つ知識を深掘りします。

5-1. 冬場の静電気対策:特に注意が必要な時期

冬場は空気が乾燥しており、静電気が発生しやすい季節です。衣類の素材にも気をつけましょう。

  • 服装の選択: ナイロンやポリエステルなどの化学繊維は静電気を発生させやすいです。綿素材の服を選ぶ、または静電気防止スプレーを使用するなどの対策も有効です。
  • 静電気除去グッズの活用: 車のキーホルダーに静電気除去グッズをつけておき、給油前に触れる習慣をつけるのも良いでしょう。

5-2. 給油口の正しい開け方と締め方

意外と知らない人がいるのが、給油口の開け方と締め方です。

  • 開け方: 車内にあるレバーを引くタイプ、給油口のフタを直接押すタイプなど、車種によって様々です。無理にこじ開けようとせず、取扱説明書を確認しましょう。
  • 締め方: 給油キャップは、「カチカチ」と音がするまでしっかりと閉めることが重要です。締めが甘いと、燃料が漏れたり、燃料蒸気が漏れて燃費が悪化したり、チェックランプが点灯する原因にもなります。

5-3. 携行缶への給油について

セルフガソリンスタンドでは、基本的に携行缶への給油は利用者が行うことはできません。 法令により、危険物取扱者の資格を持つ従業員が立ち会い、適切な方法で給油を行う必要があります。もし携行缶への給油が必要な場合は、必ず従業員に声をかけましょう。

5-4. 子供やペットを車内に残さない

給油中は、子供やペットを車内に残さないようにしましょう。万が一の事故が発生した場合、迅速な避難が困難になる可能性があります。また、子供が車内のスイッチ類を操作して、予期せぬトラブルを引き起こす可能性もゼロではありません。


まとめ:正しい知識でセルフGSを賢く安全に利用しよう!

セルフガソリンスタンドは、私たちのカーライフを便利にする存在ですが、その利用には常に安全への意識が不可欠です。この記事で解説した「セルフガソリンスタンドで絶対にやってはいけない5つの行為」を再確認し、正しい給油方法を実践することで、多くの危険を回避することができます。

【セルフGSで絶対やってはいけない5つの行為】

  1. 給油中のスマートフォンの操作
  2. エンジンを停止しないまま給油する
  3. 静電気除去シートに触れないまま給油する
  4. 給油ノズルの「自動停止後」に継ぎ足し給油を繰り返す
  5. 給油ノズルを勝手にこじ開けて給油する

これらの行為は、火災や引火といった重大な事故につながる可能性があります。 今日から、あなたもこれらのポイントを実践し、安全でスマートな給油を心がけましょう。

そして、何か困ったことや異常を感じたら、ためらわずに給油機のインターホンで係員に連絡することを忘れないでください。 正しい知識と行動で、セルフガソリンスタンドを安全に、そして賢く利用し、快適なカーライフを送りましょう!

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