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【リフォームのプロが警告】新築・リフォーム入居後に絶対NGな行動と発生しやすい「傷・汚れトラブル10選」【原因と予防、修理のプロ技を解説】

リフォーム・住宅情報のプロが教える裏技
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ユースケ
ユースケ

こんにちは!元リフォーム営業マンのユースケです。

新築の夢のマイホーム、あるいは念願のリフォームが完成し、いよいよ新しい暮らしがスタート!期待に胸を膨らませて入居されたことと思います。しかし、その喜びも束の間、実は「入居後」こそ、知っておくべき「落とし穴」が潜んでいることをご存知でしょうか?

「まだ新しいのに、こんなところに傷が…?」 「いつの間にかカビがひどいことに…」 「あれ?ここって保証期間内だったはずなのに…」

私もこれまでに数多くのお客様と接してきましたが、こうした「まさか」のトラブルに直面し、後悔される方を何度も見てきました。せっかく手に入れた大切な住まいを長く、美しく保つためには、入居後の「正しい知識」と「適切な行動」が不可欠です。

そこで今回は、私が現場で実際に見てきた経験から、

  • 新築・リフォーム入居後に「絶対やってはいけない」行動
  • 実際に起こりやすい「傷・汚れトラブル10選」と、その原因・予防策・対処法
  • トラブルを未然に防ぐためのプロの秘訣

について、徹底的に解説していきます。この記事を読めば、あなたの住まいを長く、快適に保つための具体的な行動がきっと見つかるはずです。


  1. 1. 新築・リフォーム入居後に「絶対やってはいけない」行動
    1. 1.1. 1. 入居時の「初期確認」を怠る
    2. 1.2. 2. 住宅の「アフターサービス」や「保証」を理解しないまま過ごす
    3. 1.3. 3. 家電・家具の設置・移動を「無計画」に行う
    4. 1.4. 4. 「間違った方法」で清掃やメンテナンスをする
    5. 1.5. 5. 「経年劣化」を軽視する
  2. 2. 実際にあった!「傷・汚れトラブル10選」と原因・予防・対策
    1. 2.1. 1. フローリングの「傷」と「へこみ」
    2. 2.2. 2. 壁(クロス)の「汚れ」と「破れ」
    3. 2.3. 3. 窓サッシの「結露」と「カビ」
    4. 2.4. 4. ドアや建具の「建て付け不良」と「傷」
    5. 2.5. 5. 水回りの「水垢」「カビ」「変色」
    6. 2.6. 6. お風呂(ユニットバス)の「ドア開閉不良」
    7. 2.7. 7. フローリングの「床鳴り」
    8. 2.8. 8. 外壁の「コーキング劣化」
    9. 2.9. 9. 機械換気システムの「停止によるカビ」
    10. 2.10. 10. 給湯器などの「設備故障」
  3. 3. 専門家が教える!トラブルを未然に防ぎ、長く快適に住むための秘訣
    1. 3.1. 1. 取扱説明書は「必ず」読む!
    2. 3.2. 2. 「初期確認」と「定期点検」は入念に
    3. 3.3. 3. 「記録」と「コミュニケーション」を大切に
    4. 3.4. 4. 「適切な清掃」と「日々のメンテナンス」を習慣に
    5. 3.5. 5. 「経年劣化」を理解し、「計画的な修繕」を考える
  4. まとめ:大切な住まいを「育てる」という視点で
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1. 新築・リフォーム入居後に「絶対やってはいけない」行動

まずは、新しい住まいでついうっかりやってしまいがちな、しかし絶対に避けるべき行動についてお話しします。これらが、後々のトラブルの大きな原因となることが多いのです。

1.1. 1. 入居時の「初期確認」を怠る

これは、新築でもリフォームでも最も重要なことの一つです。

  • 引き渡し前のチェックを徹底しなかった: 業者立ち会いのもと、細部まで傷や汚れ、設備の動作確認を行うことが大切です。
  • 初期の不具合を見過ごす: わずかな傷や隙間、設備の異常に気づいても「これくらい大丈夫だろう」と放置すると、後々大きな問題に発展することがあります。
  • 写真を撮らない: 気になる点があれば、必ず写真や動画で記録に残しておきましょう。日付もわかるようにしておくことで、後々の証拠になります。

1.2. 2. 住宅の「アフターサービス」や「保証」を理解しないまま過ごす

  • 契約内容の確認不足: アフターサービスの期間、対象範囲、連絡先などを把握していないと、いざという時に困ります。
  • 定期点検の無視: 多くのハウスメーカーや工務店は、1年、3年、5年、10年といった定期点検を実施します。これを怠ると、無償で対応できたはずの不具合が有償になったり、保証対象外になったりすることも。
  • 自己判断での修理や改変: 専門知識がないまま自己流で修理したり、家の構造に関わる部分を勝手に改変したりすると、かえって状況を悪化させ、保証の対象外になることがあります。

1.3. 3. 家電・家具の設置・移動を「無計画」に行う

  • 床・壁への傷つけ: 重い家具の引きずり、鋭利な物の落下、掃除機のヘッドが壁にぶつかるなど、不注意による傷は非常に多いです。
  • 配管・配線の破損: 壁に釘を打ったり、穴を開けたりする際に、中に隠れている電気配線や水道管を傷つけてしまう事故も少なくありません。事前に図面で確認するか、業者に相談しましょう。

1.4. 4. 「間違った方法」で清掃やメンテナンスをする

  • 不適切な洗剤・道具の使用: フローリングにワックス不要な洗剤を使ったり、水回りに研磨剤入りのクレンザーを使ったりすると、表面加工を傷つけたり、変色させたりすることがあります。
  • 換気不足: 高気密高断熱の住宅は、機械換気システムが非常に重要です。これを止めたり、窓を閉めっぱなしにしたりすると、結露やカビの原因になります。
  • 排水口の油や異物投棄: キッチンや洗面所の排水口に油や髪の毛などの異物を流し続けると、深刻な詰まりを引き起こします。

1.5. 5. 「経年劣化」を軽視する

建物は完成した瞬間から劣化が始まります。

  • 消耗品の交換を怠る: 換気扇のフィルターや水栓のパッキンなど、消耗品は定期的な交換が必要です。
  • 小さな異変を見過ごす: クロスの隙間、コーキングのひび割れ、窓の建て付けの悪さなど、小さな異変を見過ごすと、そこから雨漏りや設備の故障など、大きなトラブルに発展することがあります。

2. 実際にあった!「傷・汚れトラブル10選」と原因・予防・対策

ここからは、私が実際に多くの住宅で見てきた、入居後に発生しやすい「傷・汚れトラブル」を10選に絞って解説します。それぞれの原因と、具体的な予防策、そしていざという時の対処法もお伝えします。

2.1. 1. フローリングの「傷」と「へこみ」

  • トラブル内容: 家具の移動で引きずり傷、物を落としたへこみ、キャスター付き椅子の擦り傷、ペットの引っ掻き傷など。
  • 主な原因: 引っ越し時の不注意、日常的な物の落下、不適切な家具の使用、ペットの爪。
  • 予防策:
    • 引っ越し時: 重い家具は必ず持ち上げて運ぶか、家具移動用のシートや毛布などを敷く。
    • 日常使い: キャスター付きの椅子には保護マットを敷く。観葉植物やゴミ箱の下に受け皿やフェルトを貼る。
    • ペット対策: 定期的に爪を切る。ペット用の滑り止めマットやフローリング保護シートを使用する。
  • 対処法: 軽微な傷なら、フローリング補修ペンやクレヨンで目立たなくできます。深い傷やへこみは、専門の補修業者に依頼しましょう。

2.2. 2. 壁(クロス)の「汚れ」と「破れ」

  • トラブル内容: 手垢、落書き、家具の擦り傷、画鋲や釘の穴、結露によるカビ。
  • 主な原因: 日常的な接触、子供のいたずら、家具の配置ミス、不適切な画鋲・釘の使用、換気不足。
  • 予防策:
    • 日常使い: 手が触れやすい場所は、汚れ防止機能付きクロスを選ぶ。家具は壁から少し離して配置する。
    • 子供対策: お絵かきスペースを決める、落書きしにくい素材の壁を選ぶ。
    • カビ対策: 換気を徹底する。加湿器の使いすぎに注意する。
  • 対処法: 軽い手垢は中性洗剤を薄めた液で拭き取ります。落書きは種類によって専用クリーナーを試します。破れが小さい場合は、補修シートやボンドで目立たなくできますが、広範囲なら貼り替えが必要です。カビは専用クリーナーで除去し、換気を徹底しましょう。

2.3. 3. 窓サッシの「結露」と「カビ」

  • トラブル内容: 冬場の結露によるカビの発生、サッシや窓枠の劣化、水滴によるカーテンの汚れや窓台の傷み。
  • 主な原因: 室内外の温度差、湿度過多、換気不足、窓の断熱性能不足。
  • 予防策:
    • 換気の徹底: 機械換気システムは24時間稼働させる。定期的に窓を開けて換気する。
    • 湿度管理: 加湿器の使いすぎに注意し、適切な湿度(40~60%)を保つ。
    • 結露対策グッズ: 結露吸水テープや断熱シートの活用も有効です。
  • 対処法: カビは専用クリーナーで除去し、乾拭きします。サッシや窓枠の劣化が進んでいる場合は、専門業者に相談しましょう。

2.4. 4. ドアや建具の「建て付け不良」と「傷」

  • トラブル内容: ドアの開閉がスムーズでない、閉まらない、異音がする、表面の傷やへこみ。
  • 主な原因: 経年によるネジの緩みや建物の歪み、乱暴な開閉、家具の衝突、ペットの引っ掻き。
  • 予防策:
    • 日常使い: ドアは優しく開閉する。戸当たりなどを活用して壁や家具への衝突を防ぐ。
    • 点検: 定期的に蝶番のネジの緩みをチェックし、必要に応じて締める。
  • 対処法: 建て付け不良は、蝶番のネジ調整で改善することが多いです。表面の傷はフローリングと同様に補修ペンなどで目立たなくできます。

2.5. 5. 水回りの「水垢」「カビ」「変色」

  • トラブル内容: キッチンシンク、洗面ボウル、浴室、トイレなどの水垢、ピンク汚れ、黒カビ、塩素系洗剤による変色。
  • 主な原因: 水道水のミネラル成分の固着、石鹸カス、皮脂汚れ、湿気、換気不足、不適切な洗剤の使用。
  • 予防策:
    • こまめな拭き取り: 使用後は水滴を拭き取る習慣をつける。
    • 換気の徹底: 浴室使用後は換気扇を長時間回す。
    • 適切な洗剤の使用: 素材に合った中性洗剤を使い、研磨剤入りや塩素系洗剤の使用には注意する。
    • 油や異物の流し込み禁止: 排水口に油や固形物を流さない。
  • 対処法: 水垢はクエン酸、石鹸カスは重曹、カビはカビ取り剤を使用します。ただし、素材によっては使用できない洗剤もあるので注意が必要です。

2.6. 6. お風呂(ユニットバス)の「ドア開閉不良」

  • トラブル内容: 浴室のドアがスムーズに開閉しない、レール部分が汚れてガタつく。
  • 主な原因: 髪の毛、石鹸カス、水垢などがレールや戸車部分に蓄積した清掃不足。
  • 予防策:
    • 定期的な清掃: ドアのレールや戸車部分をこまめに掃除し、髪の毛や汚れを取り除く。
  • 対処法: レール部分の汚れを徹底的に除去し、必要であれば潤滑スプレーを使用します。

2.7. 7. フローリングの「床鳴り」

  • トラブル内容: 床を踏むと「ギシギシ」「ミシミシ」と音がする。
  • 主な原因: 木材の伸縮(季節による乾燥・湿潤)、施工時の下地との隙間、ネジの緩み、ホットカーペットなどによる過度な熱。
  • 予防策:
    • 急激な乾燥・湿潤を避ける: エアコンの風が直接当たる場所での加湿器の使いすぎや、過度な乾燥に注意する。
    • ホットカーペットの使用方法: ホットカーペットを使用する場合は、専用の断熱シートを敷くなど、メーカーの指示に従う。
  • 対処法: 軽度な床鳴りは、ワックスや潤滑剤で改善する場合もあります。しかし、下地の問題や木材の反りが原因の場合は、専門業者による補修(床材の浮きにボンド注入など)が必要です。

2.8. 8. 外壁の「コーキング劣化」

  • トラブル内容: 外壁のサイディングボードの継ぎ目や窓サッシ周りのコーキング(シーリング)にひび割れや剥がれが発生する。
  • 主な原因: 紫外線や雨風による経年劣化。昔のコーキング材は耐久性が低いものも多い。
  • 予防策:
    • 定期的な点検: 専門業者による外壁点検を定期的に実施する。
  • 対処法: 劣化が進んだ場合は、打ち替え工事が必要です。放置すると、ひび割れから雨水が浸入し、内部の構造材の腐食や雨漏りの原因となるため、早めの対応が肝心です。

2.9. 9. 機械換気システムの「停止によるカビ」

  • トラブル内容: 高気密高断熱住宅で換気システムを止めた結果、ドア周りや壁にカビが発生する。
  • 主な原因: 高気密住宅は計画的な換気がないと湿気がこもりやすい。換気システムの停止やフィルター清掃の怠り。
  • 予防策:
    • 24時間換気システムの常時稼働: 節電のために止めない。
    • フィルターの定期清掃・交換: 換気効率を保つため、フィルターはこまめに掃除し、定期的に交換する。
  • 対処法: カビを除去し、換気システムを常に稼働させ、室内の湿度管理に努めましょう。

2.10. 10. 給湯器などの「設備故障」

  • トラブル内容: 給湯器、食洗機、換気扇、エアコンなどの家電・設備が故障する。
  • 主な原因: 経年劣化による寿命、使用頻度による摩耗、フィルター清掃などのメンテナンス不足。
  • 予防策:
    • 定期的なメンテナンス: 取扱説明書に記載されているお手入れ方法を守る。
    • 使用頻度と寿命の理解: 一般的な設備の寿命(給湯器は10〜15年程度など)を把握しておく。
  • 対処法: 故障した場合は、まずは取扱説明書を確認し、保証期間内であればメーカーや販売店に連絡します。保証期間外であれば、修理業者に見積もりを依頼しましょう。

3. 専門家が教える!トラブルを未然に防ぎ、長く快適に住むための秘訣

これらのトラブルを未然に防ぎ、大切な住まいを長く快適に保つためには、以下の秘訣を実践してください。

3.1. 1. 取扱説明書は「必ず」読む!

  • 設備機器や建材には、それぞれ正しい使用方法やメンテナンス方法が記載された取扱説明書があります。特に、清掃方法や使用してはいけない洗剤などは、トラブルを避けるために非常に重要です。
  • 全てを覚える必要はありませんが、気になる点があればすぐに参照できるように、まとめて保管しておきましょう。

3.2. 2. 「初期確認」と「定期点検」は入念に

  • 引き渡し前のチェック: 少しでも気になる点があれば、引き渡し前に担当者に指摘し、改善してもらいましょう。その場で写真や動画で記録を残すのが鉄則です。
  • 定期点検の活用: ハウスメーカーや工務店が実施する定期点検は、プロの目で住まいの状態をチェックしてもらえる貴重な機会です。遠慮なく、気になる点を伝え、早期に発見・対処してもらいましょう。

3.3. 3. 「記録」と「コミュニケーション」を大切に

  • トラブルの記録: 傷や汚れ、不具合を見つけたら、日付、場所、状況を詳細に記録し、写真も撮っておきましょう。
  • 業者との連携: 気になることがあれば、すぐにハウスメーカーや工務店、または信頼できるリフォーム業者に相談しましょう。自己判断で状況を悪化させたり、保証対象外になったりするリスクを避けるためです。

3.4. 4. 「適切な清掃」と「日々のメンテナンス」を習慣に

  • こまめな掃除: 汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。気になった時にサッと拭き取る習慣をつけるだけで、大がかりな掃除の手間を減らせます。
  • 適切な洗剤・道具: 各素材に合った洗剤や道具を使いましょう。迷ったら中性洗剤が基本です。
  • 換気の徹底: 高気密住宅では特に、計画的な換気は必須です。カビや結露を防ぐために、24時間換気システムは止めずに、定期的な窓開け換気も心がけましょう。

3.5. 5. 「経年劣化」を理解し、「計画的な修繕」を考える

  • 建物は消耗品です。外壁や屋根、設備機器など、それぞれの寿命があります。
  • 将来的な修繕費用を把握し、計画的に貯蓄しておくことが大切です。10年、20年といった節目には、大規模なメンテナンスが必要になることもあります。

まとめ:大切な住まいを「育てる」という視点で

新築やリフォーム後の住まいは、ただ住むだけでなく、日々の手入れや適切な管理によって「育てていく」ものです。

今回ご紹介した「やってはいけない行動」を避け、実際に発生しやすい「トラブル」とその原因・対策を知ることで、あなたは未然に問題を防ぎ、また万が一の際にも冷静に対処できるようになるでしょう。

大切な住まいを長く、美しく、そして快適に保つために、ぜひこれらのプロの秘訣を日々の暮らしに取り入れてみてください。あなたの新しい生活が、いつまでも笑顔で満たされますように。

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