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2025年最新!住宅設備トレンドと賢い選び方【元リフォーム営業マンが解説】

リフォーム・住宅情報のプロが教える裏技
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  1. 進化する住宅設備がもたらす快適な暮らし
  2. 2025年注目の新商品ラインナップ
    1. カクダイ:水回りのデザインと機能性を両立
    2. シャープなデザインのスロップシンク
    3. 壁からの給水をなくす洗濯機パン
    4. メンテナンス性に優れた壁ユニット水栓
    5. クリナップ:キッチンに洗練と機能性をプラス
    6. ステディアの自動洗浄トラップ
    7. 天然目のワークトップで温かみを演出
    8. フォルテックス天板の展開拡大
    9. 木製扉の追加で家具のようなキッチンに
    10. フラット対面キッチンのバリエーション増加
    11. TOTO:トイレとキッチンに新たな価値を
    12. ネオレストのリニューアルと「便スキャン」機能
    13. 「便器きれい」機能の全ネオレストシリーズへの採用
    14. ザ・クラッソの扉色追加
    15. パナソニック:リフォームをより手軽に、スマートに
    16. 既存の鴨居・敷居を活用する「ふすまスマート」
    17. 押入れをクローゼットに「押入れのクローゼット化」
    18. ウッドワン:木の温もりとデザイン性を追求
    19. フローリングの新作「コンビットグラードG」
    20. 玄関をすっきりと見せる「上がり框の細身化」
    21. 収納材「エラボ」の新色「ウォームグレー」
    22. 木製の室内窓で空間にアクセントを
  3. 賢い住宅設備選びのポイント:後悔しないために
    1. 1. 予算と優先順位を明確にする
    2. 2. ライフスタイルに合わせる
    3. 3. メンテナンス性と耐久性を考慮する
    4. 4. 省エネ性能をチェックする
    5. 5. デザインと機能のバランス
    6. 6. 将来のリフォームを見据える
  4. 最新設備で理想の暮らしを実現しよう
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進化する住宅設備がもたらす快適な暮らし

住宅設備は、私たちの暮らしを豊かに、そして快適にするために日々進化を続けています。特に近年は、機能性だけでなく、デザイン性や省エネ性能、さらにはメンテナンス性まで考慮された製品が次々と登場しています。

「これから家を建てるけれど、どんな設備を選べばいいんだろう?」 「リフォームを考えているけれど、最新の設備ってどんなものがあるの?」

そうお考えの方も多いのではないでしょうか。今回は、2025年に登場する最新の住宅設備トレンドを、具体的な製品例を交えながらご紹介します。元住宅営業マンの視点から、それぞれの設備のメリット・デメリット、そして賢い選び方まで詳しく解説していきますので、ぜひ家づくりの参考にしてください。


 

2025年注目の新商品ラインナップ

各メーカーから発表される2025年の新商品は、私たちの暮らしをより豊かに、より便利にするための工夫が凝らされています。ここでは、特に注目すべき製品をピックアップしてご紹介します。

カクダイ:水回りのデザインと機能性を両立

水栓金具や住宅設備アクセサリーで知られるカクダイからは、デザイン性と実用性を兼ね備えた新商品が登場します。

シャープなデザインのスロップシンク

これまでのスロップシンクは、実用性は高いものの、デザイン面ではあまり選択肢がありませんでした。しかし、2025年に登場する新商品は、シャープな四角いデザインが特徴で、洗練された空間にもマッチします。

      • 特徴: 無駄のないシンプルなデザインで、モダンな空間にも自然に溶け込みます。
      • 用途: 泥だらけの靴を洗ったり、ガーデニング用品の手入れをしたり、ペットのシャンプーをしたりと、様々なシーンで活躍します。
      • 価格帯: 本体価格は約4万円から。施工費を含めると約10万円程度が目安となります。
      • 選ぶポイント: 洗面所やユーティリティスペースに設置することで、家事の効率が格段に上がります。デザイン性を重視するなら、この新しいスロップシンクは有力な選択肢となるでしょう。

壁からの給水をなくす洗濯機パン

洗濯機周りの給水ホースがごちゃついて見えるのが気になる、という方も多いのではないでしょうか。カクダイの新製品は、水栓付きの洗濯機パンで、壁からの給水ホースをなくし、見た目をすっきりとさせることが可能です。

      • 特徴: 洗濯機パンに水栓が一体化しているため、壁に給水栓を設ける必要がありません。これにより、洗濯機周りの配管が隠れ、よりミニマルな空間を演出できます。
      • メリット: 見た目の美しさだけでなく、掃除がしやすくなるという実用的なメリットもあります。
      • 価格帯: 約3万2000円から。
      • 選ぶポイント: 洗濯機周りのデザイン性を重視したい方、掃除の手間を減らしたい方におすすめです。

メンテナンス性に優れた壁ユニット水栓

造作洗面台などで人気の壁出し水栓は、デザイン性が高い反面、メンテナンス時に壁を壊す必要があるというデメリットがありました。カクダイの新しい壁ユニット水栓は、この問題を解決する画期的な商品です。

    • 特徴: 水栓がユニット化されており、メンテナンスが必要な際に壁を壊すことなく、ユニットごと交換・修理が可能です。
    • メリット: 将来的なメンテナンス費用や手間を大幅に削減できます。デザイン性を損なわずに、実用性を追求したい方に最適です。
    • 価格帯: 約7万8000円から。
    • 選ぶポイント: 造作洗面台を検討している方や、将来のメンテナンスに不安を感じている方には、ぜひ検討していただきたい製品です。

クリナップ:キッチンに洗練と機能性をプラス

システムキッチンで高い評価を得ているクリナップからは、人気の「ステディア」と「セントロ」シリーズを中心に、さらに使いやすく、デザイン性の高いキッチンを実現する新機能や新素材が追加されます。

ステディアの自動洗浄トラップ

 

キッチンの排水口のヌメりや汚れは、日々の掃除の中でも特に気になる部分です。クリナップの「ステディア」と「セントロ」のキッチンには、排水トラップを自動で洗浄する機能が標準搭載されます。

      • 特徴: 定期的に排水トラップ内部を自動で洗浄することで、ヌメりや臭いの発生を抑え、清潔な状態を保ちます。
      • 対象シリーズ: ステディア、セントロに標準搭載。「ラクエラ」ではオプションでも選択不可です。
      • メリット: 日々の掃除の手間が軽減され、常に清潔なキッチンを保つことができます。
      • 選ぶポイント: 忙しい方や、キッチンの清潔さを特に重視したい方には、非常に魅力的な機能です。

天然目のワークトップで温かみを演出

キッチンに自然な温かみと高級感を求める声に応え、「ステディア」シリーズに天然目のワークトップが追加されます。オーク、ウォールナット、オークグレーの3種類がラインナップされます。

      • 特徴: 5回塗膜されており、汚れや傷に強く、日常使いにも耐えうる耐久性を備えています。天然木ならではの美しい木目や風合いが、キッチン空間に豊かな表情を与えます。
      • 価格帯: 標準の天板から約20万円アップする見込みです。
      • 選ぶポイント: 天然素材の温かみや経年変化を楽しみたい方、キッチンに上質な空間を演出したい方におすすめです。ただし、価格が上がるため、予算とのバランスを考慮しましょう。

フォルテックス天板の展開拡大

 

これまでクリナップの最高級シリーズ「セントロ」でしか選べなかった高性能なフォルテックス天板が、「ステディア」でも選択可能になります。

      • 特徴: フォルテックスは、耐久性、耐熱性、清掃性に優れた人工大理石です。傷がつきにくく、熱い鍋を置いても変形しにくいなど、日々の調理に耐えうる高い性能を持っています。
      • メリット: より多くのユーザーが、高性能な天板を手の届きやすい価格帯の「ステディア」で選べるようになります。
      • 選ぶポイント: キッチンの使用頻度が高い方、耐久性やメンテナンス性を重視したい方には、非常に良い選択肢となるでしょう。

木製扉の追加で家具のようなキッチンに

「ステディア」シリーズに木製の扉が追加され、より家具のようなデザインのキッチンコーディネートが可能になります。

      • 特徴: 天然木ならではの質感や色合いが、リビング・ダイニングと一体感のある空間を演出します。
      • メリット: キッチンが単なる調理スペースではなく、インテリアの一部として、より洗練された印象を与えます。
      • 選ぶポイント: オープンキッチンやLDK一体型の間取りで、キッチンをインテリアの中心にしたい方におすすめです。

フラット対面キッチンのバリエーション増加

リビング側から見たキッチンの腰壁収納のバリエーションが増え、ニッチ収納なども選べるようになります。

    • 特徴: フラット対面キッチンは、開放感があり、リビングとの一体感を高めます。新しいバリエーションでは、リビング側から使える収納や、飾り棚として使えるニッチなど、より機能的でデザイン性の高い腰壁が実現します。
    • メリット: 収納力を高めながら、リビングからの見た目も美しく保つことができます。
    • 選ぶポイント: リビング・ダイニングとのつながりを重視する方、収納スペースを増やしたい方には、ぜひ注目していただきたいポイントです。

TOTO:トイレとキッチンに新たな価値を

水回り製品のリーディングカンパニーであるTOTOからは、トイレの革新的な機能や、キッチンの新色が登場します。

ネオレストのリニューアルと「便スキャン」機能

 

TOTOのフラッグシップモデルである「ネオレスト」の一部モデルがリニューアルされ、健康状態を把握できる「便スキャン」機能が追加されます。

      • 特徴: トイレを使用するだけで、便の状態を自動で分析し、健康状態の目安を教えてくれる画期的な機能です。日々の健康管理に役立ちます。
      • メリット: 病院に行くほどではないけれど、自分の健康状態が気になるという方にとって、手軽に健康チェックができるツールとなります。
      • 選ぶポイント: 最新のテクノロジーに関心がある方、日々の健康管理を重視したい方におすすめです。

「便器きれい」機能の全ネオレストシリーズへの採用

 

これまで上位グレードのみに搭載されていた「便器きれい」機能が、全てのネオレストシリーズで採用されます。

      • 特徴: 使用前に便器内にミストを自動で吹き付け、汚れを付きにくくする機能です。これにより、便器の表面がツルツルになり、汚れが落ちやすくなります。
      • メリット: 日々の掃除の手間が軽減され、常に清潔な便器を保つことができます。
      • 選ぶポイント: トイレの清潔さを重視したい方、掃除の手間を減らしたい方には、非常に嬉しいニュースです。

ザ・クラッソの扉色追加

TOTOのシステムキッチン「ザ・クラッソ」に、トレンドのグレイッシュ系の扉色が追加されます。

    • 特徴: グレイッシュ系の色は、落ち着いたモダンな空間を演出します。他のインテリアとの調和も取りやすく、洗練された印象を与えます。
    • メリット: デザインの選択肢が広がり、より多様なインテリアテイストに対応できるようになります。
    • 選ぶポイント: モダンで落ち着いた雰囲気のキッチンを希望する方、トレンドを取り入れたい方におすすめです。

パナソニック:リフォームをより手軽に、スマートに

住宅建材や設備を幅広く手掛けるパナソニックからは、特に和室のリフォームや収納に関する画期的な商品が登場します。

既存の鴨居・敷居を活用する「ふすまスマート」

 

和室から洋室へのリフォームを検討する際、鴨居や敷居の撤去・新設は費用と手間がかかる大きな課題でした。パナソニックの「ふすまスマート」は、既存の鴨居や敷居をそのまま利用して、洋風の建具(ベリティスカラーなど)を入れられる商品です。

      • 特徴: 既存の枠を活かすことで、解体工事が不要になり、リフォーム費用と工期を大幅に削減できます。
      • メリット: 和室を洋室に手軽にリフォームしたい方にとって、非常に費用対効果の高い選択肢となります。
      • 価格帯: 従来の工法に比べて費用を大幅に抑えられます。
      • 選ぶポイント: 和室の雰囲気を変えたいけれど、大掛かりなリフォームは避けたい方、予算を抑えたい方におすすめです。

押入れをクローゼットに「押入れのクローゼット化」

昔ながらの押入れを、現代のライフスタイルに合ったクローゼットにしたいというニーズも高まっています。パナソニックの新製品は、既存の押入れの溝を利用して、折れ戸のクローゼット扉を設置できるようになります。

    • 特徴: 大掛かりな工事なしで、押入れを使いやすいクローゼットにリフォームできます。折れ戸なので、開口部が広く、物の出し入れがしやすいのが特徴です。
    • メリット: 収納効率が向上し、衣類や小物の整理がしやすくなります。
    • 価格帯: 1セット約10万円と手頃な価格です。
    • 選ぶポイント: 押入れの使い勝手に不満がある方、収納スペースを改善したい方におすすめです。

ウッドワン:木の温もりとデザイン性を追求

無垢の木材を使用した建材で人気のウッドワンからは、フローリングや収納材、そして室内窓に新製品が登場します。

フローリングの新作「コンビットグラードG」

「コンビットグラードG」シリーズに、月板(つきいた)のフローリングで新色(檜、欅)が追加されます。

      • 特徴: 月板は、天然木を薄くスライスして基材に貼り付けたもので、無垢材に近い自然な風合いと、安定性を兼ね備えています。檜や欅といった日本の伝統的な木材の美しさをフローリングで楽しめます。
      • メリット: 天然木の温かみや高級感を味わいながら、無垢材に比べて反りや狂いが少ないというメリットがあります。
      • 選ぶポイント: 床材に天然木の風合いを求めつつ、メンテナンス性や安定性も重視したい方におすすめです。

玄関をすっきりと見せる「上がり框の細身化」

玄関の上がり框(かまち)は、空間の印象を大きく左右する部分です。ウッドワンの新製品は、細身の30mmタイプの上がり框が追加されます。

      • 特徴: 従来の上がり框よりも薄く、すっきりとした印象を与えます。
      • メリット: 玄関空間をより広く、モダンに見せることができます。
      • 選ぶポイント: 玄関の開放感を重視したい方、ミニマルなデザインを好む方におすすめです。

収納材「エラボ」の新色「ウォームグレー」

システム収納「エラボ」に、トレンドカラーであるウォームグレー色が追加されます。

      • 特徴: ウォームグレーは、温かみがありながらも洗練された印象を与える色で、様々なインテリアテイストに馴染みます。
      • メリット: 収納空間をよりおしゃれに、そして機能的にコーディネートできます。
      • 選ぶポイント: 収納にもデザイン性を求めたい方、トレンドカラーを取り入れたい方におすすめです。

木製の室内窓で空間にアクセントを

デコ窓のようなデザインで、ニュージーパインとオークを使用した木製の室内窓が登場します。

    • 特徴: 室内窓は、部屋と部屋の間に光や風を通し、空間に開放感とデザイン性をプラスするアイテムです。ウッドワンの室内窓は、木の温もりを感じさせるデザインで、インテリアのアクセントになります。
    • メリット: 採光や通風を確保しながら、おしゃれな空間を演出できます。
    • 価格帯: 1セット4万1500円からと、比較的導入しやすい価格です。
    • 選ぶポイント: 部屋の間に光を取り入れたい方、空間にデザイン的なアクセントを加えたい方におすすめです。

 

賢い住宅設備選びのポイント:後悔しないために

最新の住宅設備は魅力的ですが、闇雲に導入するのではなく、ご自身のライフスタイルや将来の計画に合わせて賢く選ぶことが重要です。

1. 予算と優先順位を明確にする

住宅設備には、機能やデザインによって幅広い価格帯があります。まずは、家全体の予算の中で、設備にどれくらいの費用を充てられるのかを明確にしましょう。その上で、譲れない機能やデザイン、優先したい快適性などをリストアップし、優先順位をつけましょう。

2. ライフスタイルに合わせる

家族構成や生活習慣によって、必要な設備は異なります。

  • 子育て世代: 汚れに強く、掃除がしやすい素材や、収納力の高い設備が役立ちます。
  • 共働き世帯: 食洗機や浴室乾燥機など、家事の時短につながる設備が重宝されます。
  • 高齢者と同居: バリアフリー対応の浴室やトイレ、手すりの設置なども検討しましょう。
  • 趣味: ガーデニングが趣味ならスロップシンク、料理が好きなら高性能なキッチン、読書が好きなら書斎スペースなど、趣味に合わせた設備を検討するのも良いでしょう。

3. メンテナンス性と耐久性を考慮する

導入時の費用だけでなく、将来的なメンテナンス費用や手間も考慮しましょう。例えば、自動洗浄機能付きの設備は初期費用は高めでも、日々の掃除の手間や洗剤代を考えると、長期的に見てお得になる場合があります。また、耐久性の高い素材を選ぶことで、将来の修繕費用を抑えることができます。

4. 省エネ性能をチェックする

光熱費は、住宅を維持する上で継続的に発生する費用です。省エネ性能の高い設備を選ぶことで、日々の光熱費を削減し、ランニングコストを抑えることができます。高効率給湯器や節水型トイレ、LED照明など、省エネ性能表示を参考に選びましょう。

5. デザインと機能のバランス

デザイン性も重要ですが、機能性を犠牲にしてしまっては意味がありません。見た目の美しさと使い勝手の良さ、両方を兼ね備えた設備を選ぶことが理想です。ショールームで実際に見て触れて、使い勝手を確認することをおすすめします。

6. 将来のリフォームを見据える

将来的にリフォームをする可能性がある場合は、リフォームしやすい設備や、拡張性のある設備を選ぶことも大切です。パナソニックの「ふすまスマート」や「押入れのクローゼット化」のように、既存の構造を活かせる製品は、将来のリフォーム費用を抑えることにつながります。


 

最新設備で理想の暮らしを実現しよう

2025年に登場する住宅設備の新商品は、デザイン性、機能性、メンテナンス性、そしてリフォームのしやすさなど、様々な面で進化を遂げています。これらの最新情報を参考に、ご自身のライフスタイルや価値観に合った最適な設備を選び、理想の住まいを実現してください。

家づくりは一生に一度の大きなイベントです。後悔のない選択をするためにも、最新の情報を収集し、専門家と十分に相談しながら、じっくりと検討を進めていきましょう。

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