
こんにちは、愛媛在住のユースケです!
愛媛県民が誇る世界一のサイクリングロード、「しまなみ海道」。多くの人は「自転車で走り抜ける場所」というイメージを持っているかもしれませんが、実は地元民の僕から言わせてもらうと、しまなみ海道の本当の贅沢は、景色を噛みしめるように進む「スローな旅」にあります。
今回は、サイクリング初心者の方はもちろん、「歩いて渡るって可能なの?」という疑問を持つ方まで、失敗しないための絶景攻略ルートを徹底解説します。
「しまなみ海道を制覇したい!」という夢を持つ人は多いですが、今治から尾道まで約70kmを一日で走破するのは、初心者には正直かなりハード。僕も初めて挑戦した時は、翌日の筋肉痛で動けませんでした(笑)。
そこで提案したいのが、「美味しいとこ取りの分割ルート」です。
1. そもそも「歩いて」渡ることは可能なのか?
結論から言うと、可能です。ただし、全行程を歩くのはおすすめしません。
しまなみ海道の橋にはすべて歩行者・自転車専用道が整備されています。 しかし、橋と橋を繋ぐ島内の道路は意外と距離があり、アップダウンも激しいのが現実。徒歩で全島を渡るには、健脚な人でも3泊4日は必要です。
初心者へのユースケ流アドバイス
「歩き」を楽しみたいなら、「橋の上だけ歩く」というスタイルが最強です。 例えば、来島海峡大橋のふもとまでバスや車で行き、世界初の三連吊橋の上だけを約4kmウォーキングする。これなら、高さ60メートル以上から見下ろす瀬戸内海の多島美を、自転車よりもゆっくり、360度のパノラマで堪能できます。
2. 初心者が失敗しないための「3つの絶対ルール」
しまなみ海道を快適に攻略するために、地元の僕が守っている3つのルールをご紹介します。
① 欲張らずに「半分」で止める
初心者が一気に尾道まで行こうとすると、後半は疲れ果てて景色どころではなくなります。 まずは「今治〜大三島」、あるいは「尾道〜生口島」といった半分程度のコースを設定し、残りはフェリーを使って戻る。この「フェリー戦略」こそ、しまなみを楽しむ最大のコツです。
② 橋に上がる「坂」を覚悟する
しまなみ海道は、島の中は平坦に見えても、橋に上がるためには必ず高さ数十メートルまでスロープを登る必要があります。これが初心者には意外とキツい! 体力に自信がない方は、迷わず「電動アシスト付き自転車」をレンタルしてください。これだけで、旅の楽しさが10倍変わります。
③ 「左側通行」と「ブルーライン」
道には青いラインが引いてあり、これを辿れば迷うことはありません。しかし、景色に見惚れて右側に寄ってしまうと、猛スピードのプロサイクリストと衝突する危険も。常に左側をキープしましょう。
3. 絶景攻略!ユースケ推しの「最強フォトスポット5選」
しまなみには数百のフォトスポットがありますが、ブログ映え・SNS映え間違いなしの5か所を厳選しました。
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来島海峡展望館(今治) 出発地点にして最大のクライマックス。巨大な吊橋が空に向かって伸びる姿は圧巻です。

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亀老山展望公園(大島) ここは「坂がキツい」ことで有名ですが、展望台からの夕景は「日本一」と称されることも。自転車を降りてタクシーで上がる裏ワザもありです。

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多々羅しまなみ公園(大三島) 世界一美しい斜張橋といわれる多々羅大橋をバックに「サイクリストの聖地」碑で記念写真を。

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耕三寺・未来心の丘(生口島) 白大理石で作られた地中海のような庭園。ここが日本であることを忘れるほどの白と青のコントラストです。

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はっさく屋付近からの因島大橋(因島) 橋の構造美が最も近くで感じられるスポット。ここの「はっさく大福」はマストバイです。

4. 地元民目線の「グルメ休憩」戦略
サイクリングはとにかくお腹が空きます。補給ポイントを間違えると、通称「ハンガーノック(極度の空腹による低血糖)」で動けなくなることも。
僕がおすすめするのは、「島スイーツのハシゴ」です。 伯方島の「塩ソフトクリーム」、大三島の「レモネード」、生口島の「ジェラート」。各島に一つずつ「これを食べる」という目的を決めると、次の島へ向かうモチベーションが維持できます。
特にランチでおすすめなのは、大三島の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)周辺。ここは「神の島」と呼ばれ、新鮮な海鮮丼をリーズナブルに提供する店が軒を連ねています。
5. しまなみ海道の「謎」:橋の通行料はどうなる?
実は、しまなみ海道の自転車・歩行者の通行料は、現在は期間限定で「無料」(※2026年3月末までの予定)となっています。 以前は「通行券」を箱に入れるスタイルでしたが、今はそのままスルーしてOK。この太っ腹な施策があるうちに、ぜひ一度は訪れてほしいです。
6. まとめ:自分のペースで見つける「最高の1枚」
しまなみ海道は、速さを競う場所ではありません。 自転車を止めて、潮風の香りを嗅ぎ、波の音を聞く。歩いてしか気づけない道端の野花や、島の人との「こんにちは」という挨拶。
全行程を制覇することよりも、「今の自分が最高に心地よいと感じる距離」を移動すること。それが、失敗しないしまなみ攻略の正解です。
今度の週末、あなたも愛媛の「青い道」を体験しに来ませんか? 僕もどこかの島で、のんびり坂を登っているかもしれません(笑)。



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