PR

他県民は驚愕!?愛媛県民にとっては日常茶飯事な、ちょっと変わった風習7選

愛媛のいいとこ教えます。
スポンサーリンク
ユースケ
ユースケ

皆さん、こんにちは!

今回は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた愛媛県で、地元の人々にとっては当たり前でも、他の地域の人から見ると「えっ、マジで!?」と驚かれるような、ちょっと変わった風習を7つご紹介します。愛媛県民の温厚で人懐っこい県民性と、歴史や文化が育んだユニークな習慣に触れてみましょう。

スポンサーリンク

1. 伊予の早曲がり:青信号は右折の合図!?

愛媛県、特に松山市内とその周辺でよく見られる光景、それが「伊予の早曲がり」です。これは、対向車線に直進車がいても、青信号になった瞬間に、右折車が我先にと交差点に進入し、強引に右折するという、一種の運転ルールのようなものです。

一見すると危険極まりないこの運転方法ですが、地元の人にとっては日常茶飯事。青信号と同時に「さあ、右折タイム!」とばかりに、お互いに譲り合うでもなく、ある種の阿吽の呼吸でスムーズに右折が行われています。もちろん、すべての愛媛県民がこの運転をするわけではありませんが、特に交通量の多い交差点では、この「早曲がり」を前提とした運転がされていることが多いです。

この背景には、伊予の国(愛媛県の旧国名)の昔からのんびりとした県民性がある、とか、道路事情が関係している、など様々な説があります。しかし、近年では、この運転方法が原因で事故が多発しており、2022年1月からは松前町で重点的な取り締まりが行われるなど、問題視されています。

愛媛県を訪れる際は、この「伊予の早曲がり」に注意し、安全運転を心がけてください。

2. 給食にみかんご飯:みかん王国の底力!

愛媛県と言えば、日本一のみかんの産地。そのみかんを、なんとご飯と一緒に炊き込んでしまうという、衝撃的な給食メニューが存在します。

みかんご飯は、白米を炊く際に、水ではなくみかんジュースを出汁として使用するのが特徴です。具材には、鶏肉やミックスベジタブルなどが使われることが多いようです。

想像するだけで、ご飯とみかんの組み合わせに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、意外にもみかんの甘味と酸味がご飯とよく合うのだとか。特に、愛媛県産のみかんジュースは、甘みと酸味のバランスが絶妙で、ご飯との相性も抜群です。

このみかんご飯、実は愛媛県内すべての学校で提供されているわけではありません。主に、みかんの産地である南予地方の学校でよく見られるメニューです。愛媛県民にとっても、みかんご飯は特別な給食メニューであり、子供の頃の思い出の味として深く刻まれている人も多いようです。

3. 布団に寝かせたまま通夜:故人を偲ぶ、温かい風習

通常、通夜は納棺された状態で行われるのが一般的ですが、松山市とその近辺では、故人を布団に寝かせたまま通夜を行うという、少し変わった風習が残っています。

この風習は、故人が生前使用していた布団に寝かせ、できるだけ生前の姿に近い状態で、親族や友人が最後の別れを告げたいという、温かい気持ちの表れと言えるでしょう。納棺は、通夜の後や葬儀前に行われることが多いようです。

この風習は、愛媛県全体で見られるものではなく、松山市とその周辺地域に限られています。また、近年では、葬儀の形式も多様化しており、この風習を守る家も減ってきているようです。しかし、この風習には、故人を大切に思う、愛媛県民の優しさや思いやりが込められています。

4. 中学校2年生に少年式:大人への第一歩を踏み出す

愛媛県では、中学校2年生になると、「少年式」という特別な行事が行われます。これは、14歳になった少年少女たちが、大人になる自覚を持ち、心身ともに健康であることを願うための式典です。

少年式では、体育館などに中学校2年生全員が集まり、校長先生や来賓の方々から話を聞いたり、記念行事に参加したりします。記念行事の内容は地域によって様々ですが、40キロのボーク(歩行訓練)を行う学校もあれば、少年の主張大会を開催する地域もあります。

同様の式典は全国にもありますが、「少年式」と呼ぶのは愛媛県だけです。この少年式を通して、子供たちは自らの成長を振り返り、将来への希望を抱き、大人への第一歩を踏み出します。

5. キウイフルーツの生産が日本一:みかん農家の救世主

愛媛県は、30年以上連続でキウイフルーツの生産量が全国1位という、知る人ぞ知るキウイフルーツ王国でもあります。

愛媛県でキウイフルーツの栽培が盛んになった背景には、1970年代にみかんの価格が暴落したことがあります。当時、みかん農家は大きな打撃を受けましたが、柑橘類と同じ条件で育つキウイフルーツが注目され、みかん農家の新たな収入源として栽培が広がりました。

現在では、愛媛県産のキウイフルーツは、その品質の高さから全国的に高い評価を得ています。特に、「甘うぃ(あまうぃ)」という品種は、糖度が高く、酸味が少ないことで人気です。

6. 愛媛県民はみかんを買わない!?:みかんはもらうもの

愛媛県民にとって、みかんは買うものではなく、もらうものという認識が強い、という驚きの風習があります。

愛媛県民の家庭では、庭にみかんの木が植えられていることが多く、また、親戚やご近所からみかんをいただく機会も多いため、わざわざお店でみかんを買う必要がないのです。

収穫のピーク時には、ご近所でのみかんの「たらい回し」もよく見られる光景です。「うちのみかん、たくさん採れたから持ってってー」「ありがとう!今度うちの柿が採れたらお返しするねー」といった、温かいやり取りが日常的に行われています。

7. おいしいみかんの見分け方を知っている:みかん博士は県民みんな

愛媛県民は、親や祖父母から教わったり、日常的にみかんに触れる機会が多いため、自然と美味しいみかんの見分け方を身につけています。

美味しいみかんを見分けるポイントはいくつかあります。

  • ヘタの軸が細いもの: ヘタの軸が細いみかんは、養分が十分にいきわたっており、甘みが強い傾向があります。
  • 表面のキメが細かいもの: 表面のキメが細かいみかんは、水分が均一に保たれており、ジューシーで美味しいことが多いです。
  • 小さいみかん: 一般的に、小さいみかんの方が甘く、大きいみかんの方が酸味が強い傾向があります。

愛媛県民は、これらのポイントを無意識のうちに判断し、美味しいみかんを選び出すことができる、まさに「みかん博士」なのです。


まとめ:愛媛県のユニークな風習に触れてみよう!

今回は、愛媛県民にとっては日常茶飯事でも、他の地域の人から見ると驚かれるような、ちょっと変わった風習を7つご紹介しました。

これらの風習は、愛媛県の温暖な気候、豊かな自然、そして温厚で人懐っこい県民性が育んだ、貴重な文化遺産と言えるでしょう。愛媛県を訪れる際は、これらの風習に触れ、地元の人々との交流を通して、愛媛県の魅力をより深く感じてみてください。

もし、この記事を読んで、さらに疑問が湧いたことや、愛媛県の他の魅力についてもっと知りたくなったら、いつでもお気軽にメッセージをくださいね。あなたの愛媛県探訪を、全力でサポートさせていただきます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました